駅長's Room

2023.09.30

駅長おすすめ野田周遊旅パート2

4月19日の開業から、あれよあれよと月日が経ち、季節も春、夏が過ぎ秋を迎えるところです。

日々観光でお越しくださるお客様が、パンフレットや地図を見ながら「どこに行こうかな」と悩まれている光景を目にします。

そんな皆様へほんの少しでも参考になればと思い、駅長おすすめの周遊プランをご紹介させていただいています。

今回は野田村の秋バージョンということで書き進めてみようと思います。

 

道の駅いわて北三陸から野田村へは、三陸沿岸道路、国道45号を経由して約15分で到着します。

野田I.Cを下りて程なく走ると、「道の駅のだ」が玄関口として皆様をお出迎えします。

道の駅のだは、道の駅青の国・ふだいと同様に、道の駅でありながら三陸鉄道野田駅が直結しています。

さらに、大人気の「のだ塩ソフトクリーム」が食べられます。

道の駅には他にものだ塩関連の商品がたくさん並んでいますので、お買い物を楽しんでください。

 

道の駅のだでお買い物を楽しんでいただき、お昼に向かうのは「十府ヶ浦食堂」さんです。

 

https://www.vill.noda.iwate.jp/bunka_sports/kanko/gourmet/753.html

 

野田村の中心地にあり、地元の海産物がたっぷり乗っかった海鮮ラーメンがおすすめです。

他にも定食や丼などのメニューも充実しています。

観光客も立ち寄りやすく、地元客にも愛されるお店ですよ。

 

今回は秋バージョンということでしたが、野田村を紹介するにあたり「震災」というキーワードに敢えて触れさせていただきます。

個人的なことで恐縮ですが、野田村の十府ヶ浦海岸が子どもの頃から好きでした。

東日本大震災により、海岸も街並みも変わってしまいましたが、野田村の復興の歩みを辿れる施設があるのをご存じでしょうか。

 

https://blog.noda-kanko.com/2019/0613_161840.html

 

「野田村復興展示室」です。

震災前の街並みが模型で再現されていたり、被災当時の記録から復興までの過程を写真や資料を通じて知ることができます。

また、災害には「備え」が大事だという教訓を、改めて学ぶことができる施設です。

3月になれば報道等を通じて震災を思い出すかもしれませんが、忘れがちな秋に野田村を訪れ、野田村の強さと逞しさに触れ、魅力を感じていただけたら嬉しいです。

 

そして、もしそのまま野田村に宿泊される際は、「苫屋」はいかがでしょうか。

 

https://www.noda-kanko.com/kankou/stay/tomaya.html

 

電話やネット予約はできません。

お手紙での予約になりますので、ぜひ計画的なご予約をおススメします。

 

震災から立ち直った新たな街並みと、古き良き南部曲がり家が残る野田村。

その奥深さを、是非ご体感ください。